自然検索・リスティング(SEO)②(ホームページ制作/運用)

SEOに関する基本的な知識

SEOは検索エンジンからの流入とコンバージョンを増やす大変重要な施策です。多くのサイトが検索エンジンからの流入とコンバージョンを増やすために、コンテンツを作成したり、最適なページの作成に注力したりしています。
SEOには大きく分けて3つの要素があります。「検索順位」「検索結果での説明内容(=ディスクリプション)」そして「ランディングページ」です。この3つの要素のうち「検索順位」への注目度が高くなりがちですが、すべての要素を考えて対策を行うことで初めて検索エンジンからのコンバージョンを増やすことができるようになります。簡単にそれぞれの項目を確認していきましょう。

●検索順位

自社サイト(自社のホームページ)や特定の検索ワードに対して何位に出てくるかを意味するものです。基本的には順位は高ければ高いほど良いです。図2や図3の通り、検索結果の順位が高ければ高いほどクリック率が上がるという形になります。

アナリティクス管理画面
図2、図3 検索順位によるPCサイトのクリック率の変化(Google:2017年)Ignite Visibility調査
●順位はどのように決まるのか?

では、この順位はどのようにして決められているのでしょうか? ここが検索エンジンの肝の部分になり、各検索エンジンはそのロジックを明確には公開していません。仕組みとしては、検索エンジンがクローリング(=Web上にある各ページの中身を確認する行動)を行い、その中身やいくつかのロジックによって順位に関数するポイントが計算され、そのポイント通りに並ぶという考え方です。
どのような要素が影響を与えるかに関しては「moz」というサイトが定期的に有識者への調査や実データから公開をしています。この要素で計算されているということではなく、この要素が良いほど上位に入りやすいという傾向があるという結果になっています※2
※2 詳細は「http://moz.com/search-ranking-factors」にアクセスすると確認できます(英語)。

毎年大きく変わらない要素としては「ページのユニークなリンク数やリンク元ドメイン」「オーソリティ(権威)」「ページやタイトル内のキーワード」「ソーシャルメディア上での話題」などがあげられます。ページ内にどれくらいキーワードやコンテンツがあるかということも大切ですが、あわせて、権威性が高いサイトやページ(例:Yahoo!など)からのリンクに関しても評価を行なっているようです。
つまり、検索順位を上げるためには、良質なコンテンツ良質なサイトからのリンクが基本的には必要になります。ここで言う「良質」とはより多くの人にとって有益であることを意味します。
逆に「ページの表示速度」「URLやドメインの文字数」などは遅いほど、または長いほど順位降格の要因になっています。

●ディスクリプション

SERPに表示される内容も順位と同じくらい大切です。いくら順位が上でも、リンクをクリックしたいと思えない内容になっていては流入にはつながりません。図4は「オレンジジュース」で検索したSERPになります。

検索結果画面
図4 オレンジジュースの検索結果

基本的には3つの内容が表示されます。「タイトル」「URL」「説明文」です。この3つを最適な状態にすることで、よりクリック率を上げることができます。

●タイトルの最適化

タイトル」は、多くの場合、各ページのタイトルタグ(<TITLE></TITLE>の中身)が表示されているようです(必ずしもその通りとは限りません)。表示できる文字数の上限の観点から半角換算(=全角の場合1文字を2文字としてカウント)70文字以内に収めると良いでしょう。Googleの検索結果ページでは、タイトルで表示される長さを文字数で決めていません(幅のピクセル数で決めると言われています)。70文字であれば通常問題なく表示されるため、この長さに収めると良いでしょう。また、内容が明確で具体性のあるタイトルを簡潔に設定すると良いでしょう。間違ってもサイト(ホームページ)の全ページを同じタイトルにしてはいけません。

●URLの最適化

「URL」に関しては適切なURLをGoogle側が選ぶため、最適化を行うことが難しいです。
また最近は「協調ユニペット」という形で検索に対して最適な答えを検索結果上に表示するといったことも行われて(図5)おり、どのページを表示するかを予測することは必ずしも容易ではありません。
しかし不必要なページが表示されないために検索結果から除外することは可能です。

検索結果画面
図5 強調ユニペットの表示例
●「説明文」の最適化

「説明文(=ユニペット)は、サイト(ホームページ)の説明文になります。この内容はページ内の〈meta name =”description” content=”ここに説明文”〉に書いてある説明文から持ってくることが多いようですが、ページ内に該当キーワードが入った箇所の前後の文章が利用されることもあります。文字数もパソコンで200文字、スマホでは120文字と言われていますが、一定ではありません。
検索エンジンでは、地図画像などが表示される場合もあり、SERPで表示される内容は多岐に渡ります。細かいテクニックは省略しますが、順位だけではなく説明文も大切であることはお分かりいただけたかと思います。

●ランディングページ

ランディングページは検索エンジンから入ってきて最初に表示されるページになります。検索エンジンからいくら流入をしても、表示される内容が悪いと利用者は離脱してしまいます。そのため、検索エンジンから入ってくる主なページに関しては、その内容を最適化して、離脱を減らし、次のページに進んでもらうためのページ改善が必要となります。
ランディングページに関しては、あとの記事で詳しく説明いたします。

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