【失敗から学ぶ】広告運用ビギナーの方が陥りがちな失敗事例

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WEB広告運用の経験や知識があまりないまま、WEB広告の運用を始めたときに、陥りがちなよくある失敗事例をお届けします。ビギナーの方の多くが経験することだと思うので、事前に知ることができていれば計画や戦略が立てられ、事業やビジネスの成長スピードも加速するでしょう。

目次

  1. 失敗の具体例
  2. 失敗事例① 表示されているべきものが表示されていない
    1. もとより配信をONにしていないため配信されない
    2. 配信開始の日時設定の誤記入によって配信されない
    3. 設定した入札額が低すぎるため配信されない
    4. ターゲットを絞りすぎて配信されない
  3. 失敗例②表示されてはいけないものが表示される
    1. 終了日設定がされていなくて、配信され続けてしまう
    2. 入札額が高額で、クリック単価が高額な配信がされてしまう
    3. 日予算設定が適切ではなく、予算を超過してしまう
  4. まとめ
目次

失敗の具体例

広告のKPI(目標設定)を運用していく上で様々な施策を行なっていくことになりますが

「きちんと配信をしてきちんと止める」

これが実行できないと話になりません。
なので、広告運用のビギナーが陥りがちな失敗は大きく2つです。

  • 表示されているべきものが表示されていない
  • 表示されてはいけないものが表示されている

はじめは、上記2つの失敗をしないことを意識しましょう!

失敗例❶ 表示されているべきものが表示されていない

もとより配信をONにしていないため配信されない

配信OFFで入稿 → 配信物の精査 → そのままONにせず配信日まで放任 → 配信されていない!!
というミス。いやいやそんなミスはしない、と感じるでしょうが割と発生しやすいミスです。設定の二重チェックを完了したあとに、誰が(もしくは、「いつどのタイミングで」)ONにするかまで計画立てておくと良いでしょう。

配信開始の日時設定の誤記入によって配信されない

配信開始日の設定が1週間ずれていました。勘違いをしていて1日配信が遅れていました。こちらも配信の設定は前の日に確認と、当日Webサイト上で広告が表示されているかきちんと確認しましょう。

設定した入札額が低すぎるため配信されない

クリック単価が700~1300円のキーワードでリスティング広告を配信しようとしていたが、設定した入札額が90円でした。配信されるはずがありません。あなたが運用するサービス・商品は市場全体でどのようなものなのか。その業界でのクリック単価の相場はいくらぐらいなのか予め調査しておきましょう。

ターゲットを絞りすぎて配信されない

「渋谷区在住>年齢>海好き>年に1回以上沖縄に旅行に行く人>過去半年以内でJALのサイトへアクセスがある人」
このような、極度に絞り過ぎたターゲットを指定していたため目標の1%も配信ができなかった例。ペルソナを熟考してターゲットを設定したのですが、実際にはそのような条件に当てはまる都合のいい人などほとんど実在しておりませんでした。あなたの定めたターゲットで、実際にどれぐらいの方が広告にたどり着くことができるのか、仮説をたてたうえで設定しましょう。

配信が表示されないということは予算を消化できないという点でも問題ですが、一番はターゲットに「広告を届けたいのに届かない」という顧客獲得の機会損失になってしまいます。顧客獲得や顧客満足度を下げないためにも、配信時間にきちんと配信され、それが表示されるように、確認を徹底していきましょう。

失敗例②表示されてはいけないものが表示される

終了日設定を行なっていなくて、配信され続けてしまう

配信終了時間を過ぎても配信が出てしまいます。例えば、昨日まで限定のキャンペーンなのに今日になっても広告配信がされるような状況です。ユーザーはサービスに関心を持って広告をクリックしたのに、すでにそのサービスは終わっている。すると広告主へのネガティブな感情が生まれてしまい、今後その広告主のサービスを利用しなくなる可能性があります。広告主のブランドイメージを損なう可能性があるため、終了日設定の確認、配信停止の確認を確実に行ないましょう。

入札額が高額で、クリック単価が高額な配信がされてしまう

入札額が高額、日予算を午前中に使い切ってしまった例。クリック単価も高額で、その日は朝から配信が出来ないという機会損失もあり、運用する側にとってもクライアントにとっても残念な形としか言いようがありません。基本的には24時間抜かりなく配信できる適切な入札額に落として調整しましょう。

日予算設定が適切ではなく、予算を超過してしまう

GoogleとYahooはそれらのシステム上、設定した日予算の最大2倍が配信されます。配信終了日近くに日予算を変更し、配信終了後に確認すると事前に設定した予算を大幅に超えていることがあります。配信終了日が近づいた日には日予算の半分くらいに設定して、状況を見ながら配信を調整することをオススメします。
クライアントは限られた広告予算内で効果を出すことを期待しています。予算を超過した分は代理店が補填することがあり、利益を減らしてしまいます。クライアントの為にも、広告代理店の為にも予算はしっかりと守りましょう。

表示されてはいけない広告が表示される、お金を使いすぎる。それらはもともと望んでいない結果ですよね。
クライアントからのブランドイメージを下げたり、広告代理店の信用を下げる可能性がある失態です。予算設定、入札額、停止設定の二重確認など確実に行いましょう。配信終了日が休日の場合は特に気を付けましょう。

まとめ

いかがでしたか。
広告運用を始めたばかりならば、

「ちゃんと配信してちゃんと止める」

まずこれが出来るようになればいいと思います。上記以外にも配信が出ない、出過ぎる原因はまだまだあります。ご自身で色々と試しながら経験して、失敗を学びに変えてトライして行ってください!

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